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平成18年度基礎学力調査についての報告
国語
通過率

県平均  82.1    %

市町平均 80.9    %

学校平均 80.2    %

昨年度の課題

@適切な材料を選んで文章を書く力、推敲する力をつける。

A説明的文章の内容をとらえ、要旨をまとめる力をつける

重点課題

@指示語の内容を答える問題、要旨をまとめる問題の通過率が平均に比べて低かった。特に指示語の指している内容は把握できている生徒は多かったが、模範解答のようにきちんと解答できている生徒は非常に少なかった。説明的文章の学習の時は指示語の内容を明確にし、要旨をまとめる力をつけることが課題である。

A自分の課題を整理せずに文章を書く傾向がみられるので、事実や主張を明らかにして、材料を取捨選択し文章を書く力をつける。

達成状況

@授業の中で、書く機会を増やすことによって書くことに抵抗を示す生徒は減ってきている。自分の伝えたいことを整理して書く指導は引き続き行う。

A生徒にとって難しい学習のようで、昨年同様、要旨をまとめる力をつけることが課題である。

重点課題に対応した
改善する指導内容及び方法

@説明的文章を学習する時には、要旨をまとめる機会を多く持ち、ただ解答を示すだけではなくまとめ方の手順を指導する。指示語の内容をとらえること、段落相互の関係をとらえること、筆者の主張をつかむことなど段階を追って指導する。その上で要旨をまとめることを丁寧に指導していく。

1年生では段落の中心語句や中心文ととらえることと、指示語がある場合はその内容を的確にとらえ段落ごとの要点をまとめることを丁寧に指導する。2.3年生では自分の力で段落の要点をつかみ、要旨をまとめられるように指導を発展させていく。

A文章を書く機会を増やすことを引き続き行い、自分の考えを的確にあらわすために、適切な材料を選び文章を構成する指導を丁寧に行うよう心掛ける。
1年では自分の考えや気持ちを的確に表すために適切な材料を選んだり必要な情報を集めたりする指導に重点をおき、2年では自分の主張に合わせて集めた材料を取捨選択し、情報を整理して根拠を明らかにして文章を書く指導に重点をおく。
3年では自分の考えや事実を明らかにした上で文や文章を整え説得力のある文章を書き、自分の考えを発信することに重点をおく。また、書いた文章をお互いに読みあい、論理の展開の仕方や材料の活用の仕方について自分の表現に役立てる機会を多く持つよう心掛ける。
情報の集め方、調べ方については、コンピュータ室や図書室を利用する機会を持ちながら指導していく

  
数学
通過率

県平均      71.4    %

市町平均    70.8   %

学校平均    69.3   %

昨年度の課題

@ 少数、分数の概念、少数、分数の加減乗除の基本的な計算方法が理解できていない。

A おうぎ形の面積、弧の長さを求める方法が理解できていない。

重点課題

@ 文章問題やグラフから、数量やその関係を読みとる力が不足している。3−()、8−()、7−()()

A おうぎ形の面積、弧の長さを求める方法を理解していない。6−()

達成状況

@ 基本の計算問題がしっかり出来るよう練習する。

A できるだけ具体的な事象、分かりやすい事象を例にとり、生徒が問題の意味に興味を持って理解し、その問題に取り組もうとする姿勢をつくりだす
重点課題に対応した
改善する指導内容及び方法

@例えば、これまで文章問題を扱う場合、その文章の中にある数量やその関係を分かりやすくするために、図、絵、表などを利用して指導してきた。これによって数量やその関係を式化しやすくなるせいとも多く見られたが、数量やその関係をとらえるきっかけとなる図、絵、表などを書くことができない生徒も多く、これまでの教師主導の教え込みの授業には限界があると考える。

そこで、これからの指導については、これまでの指導も継続していくが、それに加えて、個人の解き方や考え方、とらえ方をクラス全員に向けて発表する場を設け、「個人の理解」が「全員の理解」につながるよう、生徒同士の関わりを大切にした授業を展開したい。これによって生徒の、自ら進んで考える力や、自分の考えを他者によりわかりやすく伝える力が伸びると考える。そして、このことが、数学の授業への興味・関心・意欲の向上につながり、この課題の改善策として最適だと考える。

Aこれまでの指導では、おうぎ形の面積や弧の長さを公式として覚え込ませるのではなく、具体的な教材の中から実験的に求めさせてきた。また、面積を求める計算と弧の長さを求める計算を混同している生徒も多く、小学校の基本的な内容から復習をして進めてきた。しかし今回、6−()の問題は無答率が最も高く(18)、これまでの指導では、おうぎ形の面積や弧の長さを求める方法が十分に定着していないことをあらわしている。

これからの指導については、これまでの指導を継続すると共に、この学習内容を1年生の3学期末に急いで進めなくて良いように授業の計画を見直し、時間に余裕をもって授業が進められるようにしていく。そして、この時間を有効に利用して、おうぎ形の面積や弧の長さを求める問題を繰り返しやり、求め方を身につけると共に、1年間の総復習も合わせて行うことで、1年間をまとめ2年への基礎を固めたい。また、2、3年生の定期テストでもおうぎ形を絡めた問題を出題し、常に生徒に意識を持たせたい。

英語
通過率

県平均    76.3     %

市町平均   74.9     %

学校平均   68.4    %

昨年度の課題

@語彙力、基本的な文型の定着を図る。

A聞く力を伸ばす。 「聞く」姿勢を育てる。

重点課題

@文を書く力、語彙力が不足している。

A「聞く」の領域では、状況把握の中で必要な情報の聞き取りができていない。「話す」の領域では、対話に必要な基礎的な知識が不足している

達成状況

@毎週の単語テスト、毎日ノートが定着してきており、単語や文を書く作業が定着してきている。

A多くの生徒が意欲的にコミュニケーションを行おうとする姿勢をもっており今後も継続させていきたい
重点課題に対応した
改善する指導内容及び方法

@書くことの領域内の設問では、通過率が65%を超えたものがなかった。無回答率も20%を超えており苦手意識の高い生徒が多いと思われる。出題内容は全て1学年での学習内容でありthisの用法、yes-no疑問文など初歩的なものであるが、基本的な英文のルール、語彙力の定着力が低いことが書く力が不足している原因と思われる。まず英単語を身近なものにするため、単語・熟語を調べる予習の宿題を定着させ、毎週英単語10個の小テストを行い、苦手な項目を毎日書くよう指導してきたが、今後も継続して指導する。

また書く力をつけるために、語順を意識させる並べ替えの問題を取り入れた宿題や新出文法を含んだ自由英作文を書かせる指導をしてきた。今後も継続しさらに授業の中で宿題の確認の時間を設けるなどして全員が書く場の設定を行いたい。  

A「聞くこと」に関する領域では、全体的には正答率が高く大意はつかめているが、数字、曜日、月など具体的な情報をつかむ問いの通過率が21.4%と市、県と比較しても非常に低い。間違えやすい単語や重要語句は日常会話表現の指導の中で、復習を繰り返し、基本的な知識を定着させていきたい。

「読むこと」に関する領域では、“声に出して読む”ことに対し抵抗を感じる生徒は少なく、音読に関しては問題ない。しかし初見の英文に対し内容を読みとる力が低く長文読解の正答率が低い。対話文の中で適語を補う問題では正答率が高いので、根気強く読み続けるねばり強さと共に長文に取り組む時間を持つよう指導に工夫を加えたい。

「話すこと」に関しては、What time?や現在進行形の問いに対する適切な応答の通過率が45%程度と非常に低い。 平素の授業でも、教師の英問に対し、単語で即答できても文で返答しようとする意識が低い。既習の様々な表現を使い自分の気持ちを文章で表現出来るよう、ペアワークによる話す言語活動を定期的なものにし、継続していきたい。


生活実態調査から
区分 改善したい点 今後の具体的な取組みの内容

生活習慣・人間関係・自己実現力・自己効力感コミュニケーション能力などに関しては、「よくあてはまる」や「ややあてはまる」の肯定的な結果が出ている。論理的思考力に関しては、肯定的な解答がやや多いが、半数近くは否定的な解答をしている。生活習慣に関しては、テレビやゲームをする時間が多く読書や学習時間が少ない傾向がある。論理的思考力と家庭での読書や学習時間の確保が必要である。

あらゆる学習の場面(活動の場面でも)で論理的に考えながら、問題解決していく能力をつける。そのためには各教科などから生徒に対して次のような取り組みを考えていく。
・ノート(板書の内容を含めて)やワークシートをただ写すだけのものならないようにする

・教師の発言や発問を、生徒がよく考えて答えられるようなものにする

などの工夫をする。

学習動機に関しては、「学校へ行くのは楽しい」が肯定的な意見が多いが、その他の質問に関しては、肯定的な意見と否定的なものとがほぼ半数ぐらいである。学習の動機付けが必要である。

学習計画・「図書館や本の利用」・宿題以外の自主学習が不足している。学習時間に関しては、塾に行っている生徒と行っていない生徒とで二極化する傾向がある。

総合的な学習の時間(キャリア学習)や道徳に時間などを通して、将来を見通した動機付けができるような内容を多く取り入れる。

いろいろな資料(資料集・辞書・辞典・参考になる本)を使って調べながら問題解決方の学習ができるような教材開発をする。



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